アビスパ福岡、ルヴァン杯8強へ向けた広島戦で一歩前進を誓う
アビスパ福岡がルヴァン杯8強入りを懸けて広島と対戦。金明輝監督はチームの復調に手応えを感じている。

アビスパ福岡、8強懸けて広島戦に挑む
J1アビスパ福岡は、YBCルヴァン・カップの8強入りを懸けた「プレーオフラウンド」でJ1広島と対戦する。ホームアンドアウェー方式で、4日の第1戦は福岡市のベスト電器スタジアムで実施される。2年ぶりの優勝を狙う金明輝監督は、「ここでリードしておかないと(8日に行う)アウェーでの第2戦は難しくなる。一歩前に出たい」と先勝を誓った。
チームの現状と金監督の期待
チームはJ1リーグ戦で9試合勝ちがなく、直近5試合でわずか1得点と得点力不足に悩んでいる。それでも金監督は、「大事なところでミスをして勝ちきれない部分はあるが、紙一重。選手たちは前向きに取り組んでくれている」と巻き返しへ手応えを見せている。一部非公開にした2日の練習では、戦術の意思統一を図った。
広島戦への意気込み
広島とは5月3日にアウェーでJ1リーグ戦を戦い、1-2で惜敗した。「決定機がなかったわけではない」と強調した金監督は、「全員が戦力になりつつある。チャンスをつかむ選手が結果を出せれば」とフレッシュな戦力の台頭を望んでいる。
若手選手の活躍に期待
同21日のルヴァン・カップ3回戦、富山戦でプロ初得点を挙げた18歳の前田一翔は、「自分が出たら結果を出せる自信はある」と力を込めた。今後の活躍が期待される。
今後の展望
アビスパ福岡は、今後の試合でどのような結果を残すのか、ファンの期待が高まっている。金監督の指導のもと、チームのさらなる成長が期待される。