シックスペンス、G1制覇へ向けて順調な調整

シックスペンスが待望のG1タイトルを前に燃えている。レコードVの2走前中山記念を含み、G2では3戦全勝。自身の手綱で4戦無敗のルメールが常々「G1級の馬」と評している逸材だ。爪のトラブルに悩まされた時期もあったが、この中間は至って順調な調整ぶり。

国枝師の手応え

国枝師は「日曜（1日）も坂路でしっかりやっているし、いい感じで来ているよ。ルメールさんはずっと乗ってくれているし、Cコースになって前が残る今の東京でもうまく立ち回ってくれると思う」と手応え十分だ。

前走大阪杯の反省

2000メートル戦の前走大阪杯は1番人気に推されながらまさかの7着に敗戦。好位3番手で器用に運んでいたが、直線で失速した。師は「スムーズな競馬だったんだけどね。しまいで抱えるところがあった方がいいのかも」と説明。

マイル戦への期待

今回はデビュー2連勝を飾って以来のマイル戦。一変の走りを見られそうな雰囲気だ。シックスペンスのG1制覇に向けて、ファンも期待が高まっている。