名古屋グランパス、4戦連続ドロー後の2連勝で上昇気流に乗る!
名古屋グランパスがJリーグ第18節で浦和レッズを逆転勝利し、4戦連続ドロー後の2連勝を達成。上昇気流の兆しが見えてきた。

逆転勝利で勢いに乗る名古屋グランパス
5月24日、ホーム豊田スタジアムで行われたJ1第18節・浦和レッズ戦は、名古屋グランパスが2-1で逆転勝利を収めました。前半は何度もレッズ側ゴールに迫るも、ゴールを奪えずに0-0で折り返しました。
試合が動いたのは後半でした。後半6分、レッズに左サイドからクロスをあげられ、MF渡邊凌磨選手にヘディングで決められ、先制を許します。しかし、グランパスは追いかける展開になり、後半36分、DF原輝綺選手がペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。MF稲垣祥選手が冷静に決め、試合は1-1の振出しに戻りました。
その後、勢いに乗ったグランパスは後半アディショナルタイムにFW永井謙佑選手がゴールし、逆転に成功。試合はそのまま終了しました。
シュート数の多さが物語る攻撃力
この試合トータルでグランパスが放ったシュート(枠外含む)は30本。一般的には7・8本、多くても20本弱が平均的ですが、いかにグランパスがシュートを打ち続けたかを物語る数字です。ちなみに枠内は7本でした。
宿敵に勝つ嬉しさ
この試合を「何よりも応援していて楽しかった」と振り返る城所あゆねさん。
城所さんは「対戦相手がレッズということもあって『レッズには負けたくない』っていう思いがあるんですよね。だからこそ逆転勝利はうれしかった。何より稲垣選手のPKの時の集中力もね、素晴らしいなと」とコメントしました。
4試合ぶりの勝利、何よりもオフサイドが多数出てなかなか決まらなかったことは課題ですが、それでも30本シュートを放ち続けた攻撃陣と選手たちの頑張りは称えたいとのこと。
もう少し決定力が上がるよう、シュート特訓はしてもらいたいところではありますが、それ以上に久々の勝利に気持ちは高揚した様子です。