【宝塚記念2025】ベラジオオペラの連勝への挑戦!上村調教師の戦略とファンの期待
2025年宝塚記念に向けて、ベラジオオペラの連勝を目指す上村調教師の戦略とファンの期待を紹介。

ベラジオオペラの好調な追い切り
第66回宝塚記念・G1(15日、阪神)の1週前追い切りが4日、東西トレセンで行われました。ファン投票1位のベラジオオペラは、栗東・CWコースでの3頭併せで好時計をマークしました。
ダイナミックな走り
ベラジオオペラはモンシュマン(4歳2勝クラス)を3馬身、ベラジオボンド(4歳3勝クラス)を2馬身追走。内を回って直線に向くと一杯に追われ、体を大きく使いながら脚を伸ばしました。ベラジオボンドと併入し、6ハロンは80秒4―11秒0と上々の時計でした。
上村調教師の評価
騎乗した上村調教師は「雨で下(馬場)が重かったけど、その割には時計も出ていた。1週前としてはしっかりできた」と合格点の評価。暑さに弱いタイプですが、「(レースが)来週なら何とかできるんじゃないか」と不安のない見立てです。
前走の大阪杯での活躍
前走の大阪杯では、レース史上初の連覇。好位から堂々と抜け出し、コースレコードを1秒も更新しました。上村師は「ためる競馬ができる馬。(横山)和生も、ああいう競馬ができると分かってたから」と完勝劇を振り返ります。
宝塚記念への期待
宝塚記念は京都開催の昨年が3着でしたが、重でタフな馬場が影響しました。「今年は阪神の2週目で、そんなに傷んでないやろうしね。来週はジョッキーを乗せて、感触を確かめる程度。前回もそれでうまくいってるからね」と指揮官。G1連勝に向けて、気勢を上げています。