鎌田大地が語る日本代表の戦いと今後の課題:W杯予選での手応えと成長への道
鎌田大地が日本代表のキャプテンとしてW杯予選での戦いを振り返り、今後の課題と成長への意欲を語る。

2025年6月5日、サッカー日本代表はFIFAワールドカップ2026・アジア最終予選の第9節でオーストラリア代表と対戦し、0-1で敗れた。試合後、キャプテンマークを巻いてフル出場したMF鎌田大地が、フラッシュインタビューに応じ、試合を振り返った。
試合の振り返り 鎌田は試合前のチームの意気込みについて、「負けることだけは、とにかくなくそうと話していた」と明かした。試合中、日本代表は0-0でボールを保持し、攻撃のチャンスを作ることに苦労したが、「自分たちがやるべきことはしっかりできていたと思う」と評価した。しかし、終盤の失点については「もったいなかったなと思う」と悔しさをにじませた。
ポジション変更と戦術 64分から森保一監督が久保建英を投入し、鎌田はボランチから一列後ろにポジションを移した。鎌田はこの変更について、「ボランチで出た時は、シャドーの時よりもさらにボールにうまく触れたり、より深い位置でボールを受けることが多くなる」と説明。後半の戦術についても、「タケ(久保建英)や(中村)敬斗をシンプルに使って、彼らの個人技で多くチャンスが創れていたと思う」と語った。
今後の課題 鎌田は攻撃面での手応えを認めつつも、「最後に良いパスを出すことや最後のクオリティはもっとできる。チームとしてやっていけたらと思う」と今後の課題についてコメントした。彼はフレッシュなメンバーでの一戦での経験を糧に、さらなる成長を目指す意欲を見せた。
この試合を通じて、日本代表は次のステップに向けての課題と可能性を再確認した。今後の戦いに期待がかかる。