鈴木彩艶、日本代表GKとしての責任感と勝利への決意 - FIFAワールドカップ26アジア最終予選
日本代表GK鈴木彩艶が、FIFAワールドカップ26アジア最終予選での勝利への決意とチームを支える覚悟を語る。

鈴木彩艶、日本代表GKとしての責任感
サッカー日本代表GK鈴木彩艶は、FIFAワールドカップ26アジア最終予選グループC第10節のインドネシア戦に向けて、勝利への決意を語った。5日のオーストラリア戦では出場機会がなかったが、試合を「外からの視点」で見つめ、チームの課題を分析した。
オーストラリア戦の振り返り
鈴木は、オーストラリア戦を次のように振り返った。「前回と同様にオーストラリアが引いてきた中で、ボールを持つ時間が多くなりつつも、最後の一歩のところが出なかった。そこは、中から見てた時と正直同じというか。外から観てても、ボールを保持しながらも、もどかしいゲームだったと思う」
インドネシア戦への意気込み
インドネシア戦がアジアでの最後の戦いとなる。鈴木は、「前節は負けてしまった。次のゲームが最後だし、負けた後の試合っていうのは大事」と前置きし、「勝利でしっかり締めくくることが大事。今後のポットであったりとか、そういうところで全てが決まってくると思う。ホームで結果を出せるようにやっていきたい」と、勝利への決意を語った。
負傷者続出の中でのチームを支える覚悟
オーストラリア戦後、DF町田浩樹、DF渡辺剛、MF熊坂光希と負傷離脱が相次いでいる。鈴木が出場した場合、若い選手しか残っていない状況で、一番後ろからどのような統率が必要かと聞かれると、「グループ予選から出続けてきた。しっかり自分がまとめていきたいと思う。前回も最後の最後に失点した。そこまでの守備の固さは良かったと思うので、そこの継続を含めてやっていくべきかなと思っている」と、守護神として、負傷者が続出したことで苦しい状況に陥っているチームを支える覚悟を示している。
安定感をもたらすプレー
また、「いつも通り自分らしくプレーする。クロスをしっかりとキャッチして、シュートを弾き切る。そういったところを含めて安定感をもたらす事が大事かなと思う」と話した。
今季の活躍
今季の鈴木は、イタリア・セリエAのパルマで大活躍し、チームを残留に導く原動力となった。果たして、日本の頼れる守護神はアジア最後の戦いでどのようなプレーを見せてくれるのだろうか。