【卓球】第94回関西学生選手権大会 人見航希/坂根獅馬、鶴岡美菜/山本真愛がダブルス制覇
第94回関西学生卓球選手権大会で、男子ダブルスは人見航希/坂根獅馬、女子ダブルスは鶴岡美菜/山本真愛が優勝。58年ぶりの関西大ペアの勝利も注目を集めた。

男子ダブルス
優勝: 人見航希/坂根獅馬(関西大) 準優勝: 齋木侑京/鈴木耕大(同志社大) 3位: 藤本喬大/和田晃典(龍谷大)、西田光輝/西田有輝(大阪経済法科大)
関西大の人見航希/坂根獅馬ペアは、春季リーグでは2部を戦ったが、今回の大会では見事に優勝を飾りました。特に5回戦では立命館大の村田優弥/塩屋柑太に3-2と苦戦しましたが、準々決勝から決勝まですべてストレートで勝利を収めました。表彰式では、人見選手は「1年生の時に準優勝だったので、4年生で優勝できて素直にうれしい」と語り、坂根選手は「初めての関西学生選手権で優勝できて、まだ実感がないです。人見さんに助けてもらいました」と喜びを表しました。
関西大の関西学生選手権男子ダブルス優勝は1967年以来58年ぶりの快挙です。坂根選手は、兄の翔大(現・関西卓球アカデミー)が2016年大会男子シングルスで優勝したことに続く、関西学生選手権でのタイトル獲得となりました。
女子ダブルス
優勝: 鶴岡美菜/山本真愛(神戸松蔭大) 準優勝: 大村風葉/塚田桜姫(立命館大) 3位: 古賀咲音/清水愛未(立命館大)、本田志穂/植木七海(関西学院大)
女子ダブルスでは、4年生の鶴岡美菜と1年生の山本真愛のペアが優勝を飾りました。鶴岡/山本ペアは3回戦で龍谷大の野村華那/蟹江真花に3-2と苦戦しましたが、準々決勝からは立命館大ペアに3連勝して頂点に立ちました。昨年、鶴岡選手は木塚陽菜(現・愛媛銀行)とのペアでも優勝を果たしており、パートナーを代えての2連覇を達成しました。表彰式では、「コンビネーションの良さの秘訣は?」と聞かれ、「一緒にタコパしたこと(笑)」と山本選手が答えたことが話題となりました。
春季リーグで17年ぶりの優勝を果たした立命館大は、今回の大会ではタイトルを逃しましたが、ベスト8以上に3ペアが入り、その実力を示しました。