ライジングゼファー福岡が小学校でキャリア教育を実施、プロスポーツクラブの多様な仕事を紹介
Bリーグ2部のライジングゼファー福岡が、ホームタウン活動として小学校でキャリア教育を実施し、プロスポーツクラブの多様な仕事を紹介しました。

バスケットボール・Bリーグ2部のライジングゼファー福岡は、ホームタウン活動の一環として、本拠地・照葉積水ハウスアリーナ(福岡市東区)近くの小学校2校でキャリア教育を開始しました。この取り組みは、プロスポーツクラブの仕事を通じて、子どもたちの職業観を養い、将来のキャリアにつなげることを目的としています。
5月下旬、照葉北小で6年生を対象に初回の授業が行われました。ライジングゼファーのホームタウン事業部課長の清水レイさん(32)が、チケットやグッズの販売、ファンクラブ、営業や広報など多岐にわたる仕事内容を紹介しました。今後はマーケティングを学びながら、観客増加につながる認知度のアップ策を考案していく予定です。
授業に参加した児童からは、「スポーツの表側しか見たことがなかったけれど、裏側を知ることができた。チーム運営の細かなところをこれから知っていきたい」という声が聞かれました。また、別の児童は「色々な役割の人が関わっていることがわかった。もっと学びたい」と意欲を見せていました。
もう1校の照葉はばたき小では、ホームゲームで来場者が楽しめるイベント企画を提案する予定です。清水さんは「子どもたちのアイデアで地域を盛り上げ、地域活性化の循環が生み出されるように進めていきたい」と話しています。
このキャリア教育を通じて、子どもたちがプロスポーツクラブの多様な仕事を理解し、将来のキャリア選択に役立つことを期待しています。