【侍ジャパン候補】広島・小園海斗がWBC招集へ前進!井端監督が絶賛する万能性と勝負強さの秘密
広島・小園海斗が侍ジャパン井端監督から高評価を受け、2025年WBC招集が現実味。複数ポジション対応と国際大会での実績を武器に、若手の星が日本代表の切り札へ。

井端監督が認めた万能性
10日の阪神戦前練習で侍ジャパン・井端弘和監督が熱視線を送ったのは、広島・小園海斗の柔軟な守備位置対応力。「内野に限ればメジャー選手がいない現状で、どこでも当てはめられる選手は貴重」と評価。2023年アジアチャンピオンシップで打率.412を記録し、プレミア12では二塁手部門ベストナインに選出された実績が評価の根拠だ。
データが物語る勝負強さ
- 国際大会通算打率:.398(48打数19安打)
- 2023プレミア12:3試合連続マルチヒット
- 米国戦では2打席連続本塁打を含む7打点
「大きな舞台で数字を残す嗅覚は天性のもの」と井端監督。今季公式戦では9試合連続安打中で、チーム打率3位(.287)を支える原動力となっている。
次世代エース候補の覚悟
「代表入りよりまずはチーム勝利」と語る小園だが、11日からの中日3連戦では「守備範囲の広さを活かしたゲームメイクを」と井端監督から直接アドバイスを受けた。二遊間守備率.978(今季リーグ2位)に加え、外野守備経験も武器となる。
赤ヘル軍団再浮上の鍵
チームは阪神戦8連敗で3位転落という苦境に立つが、小園の今季得点圏打率.354(27打数10安打)が突破口となる。打順では3番・中軸起用が増加し、四球率12.3%(前年比+4.1%)で攻撃の起点としても進化中だ。
次回中日戦注目ポイント
①6試合ぶりの二遊間コンビ復活
②得点圏打率.412の秋山翔吾との連係
③右方向への打球率42%(前年比+15%)
侍ジャパンの次世代エース候補が、クラシック開催までにさらなる飛躍を見せるか。広島マツダスタジアムから世界へ羽ばたく25歳の軌跡に注目が集まる。