【高校野球】三島南の左腕エース・望月哲太が静岡大会で快投!右越えソロホームランで勝利を導く
三島南の左腕エース・望月哲太が静岡大会で右越えソロホームランを放ち、チームを勝利に導いた。投げても1失点完投の活躍で、初戦を突破。

三島南の左腕エース・望月哲太が静岡大会で快投!
2025年7月5日、島田球場で行われた第107回全国高校野球選手権静岡県大会の1回戦で、三島南の望月哲太投手(3年)が今大会第1号となる右越えソロホームランを放ち、チームを8-1の7回コールドで勝利に導いた。
望月哲太の打撃と投球の活躍
2回1死から、8番・望月が右翼へアーチを放ち、3点を先制。「高校に入ってからずっと、ホームランを打ちたいと思っていた」と語る望月は、最後の夏に飛び出した初弾が記念すべき今大会第1号となった。内角低めの変化球をすくい上げたワンボールからの2球目を強振し、「打った瞬間、確信しました。家族が見ている前で打てて良かった」と喜びを語った。
投げる方では制球に苦しんだものの、1失点完投。7イニング中6回も先頭を出塁させる不安定な投球内容だったが、毎回8Kで最少失点に抑えて勝利に貢献した。
チームの勢いと今後の展望
シード獲得を目標にしていた今春は県1回戦で静岡学園に敗退したが、夏は気持ちを切り替えて「シードを撃破して8強」を目標に鍛錬してきた。順当に勝ち上がれば、3回戦で浜名、4回戦で春の県王者・聖隷クリストファーとのシード勢と激突する。
その他の試合結果
- 浜松城北工は島田に9-1(7回コールド)で大勝し、王者・掛川西への挑戦権を手に入れた。
- 島田球場では始球式に藤村怜央くん(島田一小4年)が大谷翔平の背番号17を付けたドジャースのユニホームを着て登場した。
三島南のダークホースとしての活躍に注目が集まる。(塩沢 武士)