中楠一期、ラグビー日本代表の新たな星としての覚悟と成長
中楠一期がラグビー日本代表での新たな役割と覚悟について語り、チームへの貢献と自身の成長を誓う。

中楠一期(25=BR東京)は7日、宮崎市内での合宿中にオンライン取材に応じ、ラグビー日本代表での新たな役割と覚悟について語った。
5日のウェールズ戦では前半19分から出場し、代表初キャップを獲得。トライも決めて勝利に貢献した中楠は、「ずっと夢だった場所なので。夢がかなった瞬間、人生で味わったことないような感情だった」と振り返った。
さらに、「小さい頃から着たかったジャージーを着て達成感も感じたけど、ここがゴールではないし常に成長し続けてうまくなりたいと思ってやっている」と気を引き締めた。
先発FBで負傷交代した松永拓朗(26=BL東京)が合宿から離脱したため、12日のウェールズ戦(ノエビアスタジアム神戸)では中楠が先発FBを担う可能性が高まった。
所属するBR東京で普段SOを本職としている中楠は、「15番をやるとゲームドライバーが1人増える。10番と一緒にゲームを考えることができる」と両方こなせる利点を挙げた。
「15番(FB)でプレーするのも新しい学びがあったり別の楽しさもある。チームから求められるところで力になれるなら、どのポジションでもプレーしたい。チャンスがあれば15番の準備もしていこうと思っています」と語り、代表デビューを経て、ジャパンの15番を背負う覚悟も口にした。
中楠一期の成長とチームへの貢献は、ラグビー日本代表の新たな希望として期待されている。