ラグビー日本代表の新たな挑戦:エディーHCが語るトップ10撃破への戦略
エディー・ジョーンズHCが率いるラグビー日本代表が、トップ10のチームを倒すための新たな戦略を語る。2027年W杯に向けた飛躍の鍵を探る。

ラグビー日本代表候補合宿が5日、長野県上田市の菅平高原で報道陣に公開されました。今季初戦となるウェールズ戦に向けたセレクションと位置づけられる若手主体の合宿で、エディー・ジョーンズHC(65)は参加している35人に対し「セレクションを勝ち抜いて、ジャパンにのし上がって行ってほしい」と競争意識をあおりました。
トップ10撃破への意欲 ジョーンズHCは、「今年やりたいことは、トップ10に入るチームを倒すこと」と目標を明言。日本代表は2019年W杯ベスト8入り以降、世界のトップ10に入るチームに勝っていないため、2027年W杯ベスト4という大きな目標へ向かっていく上で「突破口になる試合が必要」と飛躍のきっかけを期待しています。
菅平合宿の意義 昨年に続いて、宮崎合宿の前に代表選考を兼ねた菅平合宿を実施。ジョーンズHCは、これまでのJAPAN XVやU23といった“代表予備軍”の活動を通して「ジャパンでプレーできる選手を発掘できた」と手応えを口にしました。「菅平はどんなラグビー選手もホームと感じられる場所。中高大と菅平で合宿したことある選手が多いので、自分たちの原点に戻るという意味でも素晴らしい場所だと思う」と語りました。
今後の展望 今月中旬に始まる宮崎合宿からの合流が見込まれており、日本代表入りへのアピールが繰り広げられる予定です。エディーHCの指導のもと、日本代表がどのような飛躍を遂げるのか、今後の動向に注目が集まります。