2025年7月27日、NDソフトスタジアム山形で行われた国際親善試合で、J2山形がフランス2部のスタッド・ランスを1-0で撃破しました。この試合は、伊東純也、関根大輝ら日本代表選手との対戦が実現し、今季最多となる入場者数1万6476人を記録しました。

試合は山形が攻め込まれ我慢の時間が続きましたが、粘り強く戦い無失点を守りました。後半39分、左サイドのフリーキックからのクロスに飛び込んだDF熊本雄太が頭で合わせ、値千金の決勝弾を決めました。これにより、クラブ史上初となる海外クラブからの初勝利を挙げました。

一方、Sランス注目の日本代表トリオは関根が先発出場。伊東は前日26日に練習メニューを消化したばかりとあって後半32分からの途中出場となりましたが、主将マークを巻いて右サイドで積極的にドリブルを仕掛けるなど会場を沸かせました。また、中村敬斗は現在チームに同行しておらず、クラブの広報担当者は「コンディション不良のため参加できてない」と説明しました。

ネット上では今季J2で6勝5分け12敗の16位と低迷しているチームが昨季フランス1部に所属していたSランスを撃破したとあって「大金星」「歴史的1勝」「山形の歴史が変わった」「天皇杯G大阪戦に続くジャイキリだ」と反響が広がりました。さらに21日にはJ2長崎が親善試合でスペイン1部Rソシエダードに勝利していたこともあり「ソシエダやランスに勝つとかJ2魔境すぎる」「もしかしてJ2は海外クラブに強いのか」「J2の力を示してくれた」「J2他サポだけど嬉しい」「J2沼のヤバさが証明された」などといった声も上がっていました。