パンジャタワー、秋の飛躍に向けてキーンランドCに挑戦!豪遠征前の重要な一戦
3歳マイル王パンジャタワーがキーンランドCに挑戦。豪遠征前の重要な一戦で、そのパフォーマンスに注目が集まる。

パンジャタワーの新たな挑戦
3歳マイル王として名を馳せたパンジャタワーが、秋の大舞台に向けてキーンランドCに挑む。このレースは、11月1日にオーストラリアで開催される超高額賞金レース「ゴールデンイーグル」への前哨戦として位置づけられている。パンジャタワーは、NHKマイルCを制した実績を持ち、今回のレースでもその実力を発揮することが期待されている。
レース戦略と陣営の意図
担当の五十嵐助手によれば、パンジャタワーは元々NHKマイルCが駄目だった場合に距離を短くする予定だったという。オーストラリア遠征前に一度レースを使いたいと考え、間隔を考慮した結果、キーンランドCが最適な選択となった。陣営は、1500メートルの距離に対応できるような内容でレースを進めることを計画しており、その中で結果を出すことが重要視されている。
追い切りでの好調ぶり
18日に行われた1週前の追い切りでは、函館W5Fを68秒6-37秒5-11秒8で駆け抜けた。フェリーニ(4歳1勝クラス)を後方から追走し、最後の直線では非凡なスピードを発揮して3馬身先着した。五十嵐助手は「順調ですね。時計は出過ぎちゃうぐらい。もともとの脚力があり、パワーもありますから」と、G1馬らしい動きを評価している。
今後の展望
陣営は、前走時が良すぎたことを踏まえ、今回はいい意味で余裕を持って臨むことを強調している。しかし、唯一のG1馬としてライバルを迎え撃つ準備は万全だ。父タワーオブロンドンが競走馬生活をスタートさせた札幌の地で、豪遠征への勢いを加速させる。