新横綱大の里と豊昇龍の不振に横綱審議委員会が厳しい評価
新横綱大の里と豊昇龍の不振に対し、横綱審議委員会が厳しい評価を下しました。

2025年7月28日、東京・両国国技館で開催された横綱審議委員会の定例会合で、新横綱大の里(25)と豊昇龍(26)の不振について厳しい評価が下されました。
大の里の不振
大の里は名古屋場所で4個の金星を配給し、11勝で終えました。新横綱としては単独最多となる金星配給で、特に平幕に4敗を喫したことが目立ちました。大島理森委員長は「誠に残念至極」と評し、新横綱の重圧もあったが、心構えの在り方にいい経験をされたと指摘しました。
豊昇龍の不振
豊昇龍は左足指を痛めて5日目から途中休場し、2日目から3日連続で金星を許しました。通算8個の金星を配給し、昇進3場所目で2度の休場は稀勢の里以来3人目の不名誉な記録となりました。大島委員長は「大豊時代が来たると思ったが、その期待に結果として応えられなかった」と断じました。
琴勝峰の初優勝
一方、初優勝を果たした東前頭15枚目琴勝峰(25)については「見事な優勝。風格ある姿はあっぱれ」と称賛しました。
今後の大相撲界において、両横綱の復活が期待されます。