新たな挑戦を迎える左腕、岩田将貴の戦い
阪神からDeNAに移籍した岩田投手がライブBPでの活躍を見せ、新たな位置づけを目指す。

新天地での決意
昨季限りで阪神から戦力外通告を受けた岩田将貴投手(26歳)は、DeNAに移籍し、6日に宜野湾キャンプで行われたライブBPに登板しました。この練習は実戦形式の打撃練習であり、岩田選手はその中で存在感を示しました。
左腕の“左キラー”名乗り
“左キラー”としての自信を語る岩田は、初球を左打者梶原に向けて内角に直球を投げ込み、空振りを奪うなどの好投を見せました。彼は「そこが自信のあるところなので、1球でしたが、よかったです」と語り、今シーズンへの意気込みを感じさせました。
独特な投球フォーム
岩田の独特なフォームは、中学1年生から続いており、当時ソフトバンクで活躍していた森福允彦選手を手本にしています。どの左打者にも対応できる能力を持ち、実際に8人中4人の左打者を封じています。
移籍の背景
阪神での4年間は1軍経験はなかったものの、昨季は2軍で46試合に救援登板し、左打者への被打率がわずか1割7分6厘と圧倒的な数字を誇ります。この実績が評価され、DeNAに移籍した理由です。大原1軍チーフ投手コーチは、彼の見づらい投球スタイルが長所であり、今後の育成に期待を寄せています。
今後の展望
「ベイスターズにいないタイプと思われたい」という岩田選手。新たなチームでも自らをアピールし、輝く存在になることを目指しています。今後の活躍に期待が高まります。