ドジャース・大谷、連続自主トレで完璧な準備 投球とベースランニングでさらなる進化
大谷翔平が自主トレで投球練習とベースランニングを行い、シーズンに向けた準備を整えています。

大谷翔平、キャンプ地での自主トレの様子
ドジャースの大谷翔平投手(30)は、米アリゾナ州グレンデールでの自主トレを続けています。6日(日本時間7日)には、4日連続でのトレーニングに励み、シーズンに向けた準備を着々と進めました。
ライティングとキャッチボール
この日は午前8時40分に到着した大谷が、10時43分には屋外に姿を見せました。彼はまず、メディシンボールを使った壁当てをノーワインドアップで行い、集中したトレーニングを開始。その後、ボビー・ミラー投手(25)やベッツ選手、ロハス選手らとキャッチボールを行い、最長で約50メートルの距離を投げ合いました。さらに、捕手を立たせた状態で投球練習を行った後、捕手を座らせてスプリットを交えた7球を投げました。
下半身強化とベースランニング
大谷は下半身の強化にも力を入れており、器具を使ったワイヤー負荷の牽引ダッシュを繰り返しました。そのインターバルでは、手術後の左肩の動きをチェックしつつノーワインドアップでのシャドーピッチングを行いました。負荷をかけずにダッシュを終えると、本塁から一塁へファウルゾーンを走り、守備練習が終わると一塁から二塁、そして三塁への一連のベースランニングを実施しました。
シーズンへの意気込み
11日(同12日)にはバッテリー組のキャンプがスタートするため、大谷の自主トレはますます盛り上がりを見せます。投げて走る姿が次第に成熟していく中で、彼のシーズンに向けた意気込みを感じることができます。(グレンデール・杉浦大介通信員)