ジオグリフ、東京新聞杯で復活を目指す!
22年皐月賞馬ジオグリフが、3年ぶりにGIII戦に挑戦。復活の一戦に期待が高まる。

ジオグリフの挑戦
22年の皐月賞を制覇したジオグリフ(牡4、美浦・木村哲也厩舎)が、東京新聞杯(4歳上・GIII・芝1600m)に出走します。彼は重賞3勝目を狙い、競馬ファンからの期待が寄せられています。
血統と過去の実績
ジオグリフは、父にドレフォン、母にアロマティコ、母の父にキングカメハメハを持つ血統です。母アロマティコは14年の巴賞の勝ち馬であり、近親にはアルバートやインティライミ、サンバレンティン、プレミアムボックスといった名馬が揃っています。
デビューからこれまでに18戦を重ね、3勝を挙げています。デビュー時には2連勝を飾り、札幌2歳Sを制覇しました。朝日杯FSでは5着、共同通信杯で2着を果たし、皐月賞ではイクイノックスやドウデュースを下してGI勝利を収めました。しかし、その後は13連敗が続いているのが現状です。
近年の成績と展望
23年にはダート中心のローテーションを中心に走り、サウジCで4着が最高成績となりました。昨年は芝に再転向し、中山記念で3着、札幌記念で2着、前走のBCマイルでも5着という結果を残しました。大崩れはなかったものの、優勝には一歩及ばない成績が続きました。
今回の東京新聞杯は22年の共同通信杯2着以来、実に3年ぶりのGIII戦。84年のグレード制導入以来、東京新聞杯にクラシック勝ち馬が参戦するのは、84年のハワイアンイメージ、07年と09年のキストゥヘヴンに続く追記です。ジオグリフの実績にふさわしい走りを期待し、待望の復活Vを遂げてほしいと願っています。