勢いに乗る元世界 10 位シャポバロフ、快勝で今季初のツアー 4 強へ
男子テニスのダラス・オープンで、元世界ランク 10 位のシャポバロフが快勝し、今季初のツアー 4 強入りを果たした。

勢いに乗る元世界 10 位シャポバロフ、快勝で今季初のツアー 4 強へ
男子テニスのダラス・オープン(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATP500)は日本時間 8 日(現地 7 日)、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク 54 位の D・シャポバロフ(カナダ)が第 6 シードの T・マハツ(チェコ)を 7-6 (7-5), 6-0 のストレートで破り、今季ツアー初のベスト 4 進出を果たした。
25 歳で元世界ランク 10 位のシャポバロフは 2023 年シーズン途中から負傷でツアーを離脱し、昨シーズン復帰。2024 年序盤は思うような勝ち星をあげられずにいたが、11 月のベオグラード・オープン(セルビア/ベオグラード、室内ハード、ATP250)で念願となるツアー大会 5 年ぶりのタイトルを獲得した。
今大会は 1 回戦で世界ランク 55 位の M・キツマノビッチ(セルビア)、2 回戦では第 1 シードの T・フリッツ(アメリカ)を下し 8 強入りしている。
準々決勝、シャポバロフは 5 本のダブルフォルトを犯すなど不安定なサービスとなるが、同時にサービスエースも 6 本獲得。ファーストサービスが入ったときには 73 パーセントの確率でポイントを取り、マハツのブレークを 1 度に抑えた。リターンゲームでは計 4 度のブレークを奪い、1 時間 14 分で勝利している。
準決勝でシャポバロフは第 3 シードで昨年大会王者の T・ポール(アメリカ)と対戦する。ポールは準々決勝でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク 145 位の R・オペルカ(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第 2 シードの C・ルード(ノルウェー)、世界ランク 64 位の J・ムナル(スペイン)が 4 強へと駒を進め、今大会のベスト 4 が出揃っている。