ウィンブルドン女子シングルス1回戦:上位シードが続々敗退、ガウフも初戦で涙
2025年ウィンブルドン選手権女子シングルス1回戦で、第2シードのコリ・ガウフを含む上位シードが相次いで敗退。驚きの結果が続出した。

2025年ウィンブルドン選手権女子シングルス1回戦が1日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、第2シードのコリ・ガウフ(米国)が初戦で敗退する波乱が起きた。ガウフは世界ランキング42位のダヤナ・ヤストレムスカ(ウクライナ)に6-7、1-6のストレートで敗れ、大会序盤で姿を消した。
ガウフは2023年の全米オープンと今年の全仏オープンを制し、四大大会で2勝を挙げているが、この試合ではダブルフォールトを9回、アンフォーストエラーを29回犯すなど、精彩を欠いた。特に第2セットではサービスゲームを3回ブレークされ、信じられないといった表情で首を横に振る場面も見られた。
また、第3シードのジェシカ・ペグラ(米国)もエリザベッタ・コッチャレット(イタリア)に2-6、3-6で敗れ、早々に大会を去った。さらに、第5シードの鄭欽文(中国)も初戦で敗退するなど、上位シードが相次いで姿を消した。
一方、第8シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)はロシア出身のベロニカ・クデルメトワに7-6、6-1のストレート勝ちで2回戦に進出。また、ロシア出身で第7シードのミラ・アンドレエワも勝利を収め、順調に勝ち上がった。
今大会は初戦から波乱が続き、今後の展開が注目される。上位シードの敗退により、新たなチャンピオンが誕生する可能性も高まっている。