阪急杯展望:フォーチュンタイムが勢いでここも突破するか
阪急杯に出走予定のフォーチュンタイムについて、過去の成績と傾向を分析し、今回の出走について展望しています。

阪急杯に出走予定のフォーチュンタイムについて
高松宮記念の前哨戦として行われる阪急杯。過去には、ここで勝利した馬が続く高松宮記念でも好走する傾向があります。しかし、勢いでここを勝っても次が続かないケースが多いため、ここに全力投球してくる馬を重視したいと考えています。
距離延長は苦戦
過去 10 回で、前走も 1400m だった馬は[4-5-3-33]で複勝率 26.7%、前走からの距離短縮だった馬は[4-3-3-44]で複勝率 18.5%。それに対し、前走から距離延長で臨んだ馬は[2-2-4-57]で複勝率 12.3%。前走の条件は 1400m 以上が好ましいと言えます。
条件戦からでも連勝で臨んできた馬には注意
過去 10 年間で前走が 3 勝クラスだった馬が 2 頭勝利。一昨年のアグリは 1 勝クラスから 3 連勝でここへ臨み、20 年の勝ち馬ベストアクターは 2 勝クラスから 2 連勝でここへ臨んで勝った。条件戦からでも連勝で臨んでくる馬には注意したいです。
前走 5 番人気以内が買い
前走の人気順を見てみると、1-5 番人気の馬が[7-7-7-46]で複勝率 31.3%、単勝・複勝共に回収率は 100%を超えています。対して前走が 6 番人気以下の馬は[2-3-3-88]で複勝率 8.3%と振るわない。なお、前走 1 番人気は[2-3-1-7]で勝率 15.4%、複勝率も 46.2%と高くなっています。
まとめ
フォーチュンタイムはこれまで 5 戦 4 勝、2 着 1 回の好成績。前走は 1400m の 3 勝クラスを 1 番人気で勝利。まだまだ底を見せておらず、ここに入っても素質で見劣りすることはなく、メンバー的にも十分押し切れて良いだろうと予想されます。