大関・大の里、新横綱・豊昇龍との三番稽古で4勝9敗 終盤の6連敗を反省「体がきつい状態でも集中してやりたい」
大相撲春場所に向けた時津風一門の連合稽古が行われ、大関・大の里と横綱・豊昇龍が参加。大の里は豊昇龍との三番稽古で4勝9敗と負け越したが、終盤の6連敗を反省し、体がきつい状態でも集中してやりたいと語った。

大相撲春場所に向けた連合稽古が行われる
大相撲春場所(3月9日初日・エディオンアリーナ大阪)に向けた時津風一門の連合稽古が4日、大阪・堺市の音羽山部屋宿舎で行われた。
大の里が参加し、豊昇龍と三番稽古を行う
一門外から大関・大の里(二所ノ関)が参加し、幕内・若元春(荒汐)、関脇・大栄翔(追手風)、幕内・若隆景(荒汐)と9番相撲を取って7勝2敗。続けて同じく一門外から参加していた横綱・豊昇龍(立浪)と三番稽古(同じ相手と相撲を取る)を行った。
大の里は豊昇龍との三番稽古で負け越し、終盤の6連敗を反省する
大の里は豊昇龍との三番稽古で4勝9敗と負け越したが、得意の右差しから圧力をかけて一気に寄り切る場面もあった。豊昇龍との対戦成績は過去2勝5敗(不戦勝含む)。春場所は千秋楽での対戦が予想されるが、疲れの見えてきた三番稽古終盤は6連敗。大の里は「(横綱とは)千秋楽でやると思うので、体の状態としてはきつい状態。今日と似たような状態だと思うので、そこはしっかりと集中してやりたい」と反省した。
大の里は春場所に向けて気を引き締める
大関3場所目となる春場所へ「ここ2場所、良くない相撲、良くない成績が続いている。もう一度集中して、先場所の反省を生かして、初日の入りを大事にして頑張りたいと思う」と気を引き締めた。