関学大の新星、新井亮規浩が初ベンチ入り!父・新井貴浩監督の教えを胸に全力プレー
関学大の新井亮規浩が大学公式戦初のベンチ入りを果たし、父・新井貴浩監督の教えを胸に全力でプレー。

新井亮規浩、初ベンチ入りで存在感
関学大の新井亮規浩内野手(3年=関西学院)が、大学公式戦初のベンチ入りを果たした。父である広島・新井貴浩監督(48)の現役時代と同じ背番号25を背負い、185センチ、88キロの恵まれた体格でフィールドに立った。
父の教えを胸に
新井亮規浩は、父から教わった「常に全力で」という心構えを体現。初ベンチ入りには、約56キロ離れた阪神戦(甲子園)で指揮を執る父から「頑張れよ」と激励を受けた。
試合中の活躍
初回、味方の先頭打者が出塁後、1歩目から全力疾走でバットを回収。次の打者の攻撃が始まると、相手の一塁ベンチ付近で待機し、2番の攻撃を終えると自陣の三塁側ベンチへダッシュで帰還。時々打撃手袋を手にはめて代打の準備をしていたが、出番は訪れず、5、10回終了後は速やかにグラウンド整備に励んだ。
家族の応援
「やっぱり家族みんな、野球が好きなんですよね」。昨夏、甲南(兵庫)でプレーした2歳下の弟颯真内野手(現関大1年)が観戦に訪れ、家族の絆を感じさせる一幕も。
打撃の持ち味
左打者で昨秋、4番に座ったチャレンジリーグ(新人戦)で右翼越え2ランを放つなど、打撃が持ち味。父から贈られた赤のリストバンドを初めて使用し、なじみ深い赤のグラブで試合前ノックを受けた。
チームの目標
チームは春秋2連覇中。「全員で闘う一体感がすごいです。貢献できるように頑張りたい」。現在2位と逆転優勝まで負けられない状況で、念願の公式戦初打席へ準備中。【中島麗】