ザリナ・ディアスが久留米市で初優勝! テニスファン熱狂のシングルス決勝
カザフスタン出身のザリナ・ディアスが久留米市ユー・エス・イーカップ国際女子テニス2025で初優勝。熱戦のシングルス決勝を制す。

ザリナ・ディアスの初優勝
2025年5月18日、福岡県久留米市の新宝満川地区テニスコートで行われた「久留米市ユー・エス・イーカップ国際女子テニス2025」のシングルス決勝で、第6シードのザリナ・ディアス(カザフスタン)が第5シードの清水綾乃(Team LB)を6―4、6―3で破り、初優勝を果たしました。
熱戦のシングルス決勝
肌寒さを感じる曇天の下で行われたシングルス決勝は、ハイレベルな戦いに約700人のテニスファンが固唾をのんで見守りました。ディアスは「昔から来ている好きなコートで試合に集中できたのが一番の勝因。調子も良かった。年間を通して試合ができるようコンディションを整えたい」と語りました。
ベテラン同士の対決
ディアスの本大会出場は12年ぶり3回目で、全豪、全仏、全英、全米の四大大会にも出場経験がある31歳のベテランです。一方の清水も2018年の本大会シングルスチャンピオンで、前日のダブルス決勝でも小堀桃子とのペアで優勝を果たしたばかりでした。
緊張感に満ちた展開
シングルス決勝は2セットとも清水が序盤をリードするが、ディアスがじりじりと追い上げて逆転するという緊張感に満ちた展開で、観客の拍手とため息が交錯しました。
ダブルス決勝の結果
17日にあったダブルス決勝は、小堀桃子(橋本総業ホールディングス)清水綾乃組が優勝しました。