大相撲夏場所:豊昇龍と大の里の新たなライバル関係が幕開け
大相撲夏場所で豊昇龍が大の里との新たなライバル関係を築き、横綱としての覚悟を語る。

豊昇龍の横綱昇進と大の里の優勝
豊昇龍(26)は、大相撲夏場所13日目に関脇大栄翔を寄り切って10勝目を挙げ、13連勝で2場所連続4度目の優勝を決めました。これにより、横綱昇進が確実となった大の里に対して「お互いが頑張っていきたい」とエールを送りました。
大の里の優勝と豊昇龍の分析
大栄翔を下して支度部屋へ戻ってきた豊昇龍は、前日とは打って変わって冗談で口火を切りました。「きょうオレじゃないでしょー。大の里が優勝してるから、あっちにいけば」と語り、大の里の優勝を冷静に受け止めました。
新たなライバル関係の幕開け
横綱昇進場所からひとり横綱だった豊昇龍ですが、大の里の昇進により、名古屋場所では横綱が東西そろい踏みすることになります。「そうなると思いますけど。しっかりね、お互いが頑張っていきたいと思います。大の里もそう思ってると思います」と語り、内に秘めた闘志を見せました。
千秋楽結びの大の里戦
豊昇龍は、「きょうのことはきょうで終わったんで。残り2日相撲を取って終わらせたいなと」と語り、横綱初Vはお預けとなったものの、大事な一番が待っていることを強調しました。千秋楽結びの大の里戦では、「まだオレとの対戦があるからね。集中していきたいね」と、先輩横綱としての覚悟を示しました。