リシャール・ガスケ、全仏オープンで感動の初戦突破!引退大会での歴史的瞬間
38歳のリシャール・ガスケが全仏オープン初戦で勝利を収め、引退大会での感動の一幕を演出。今大会での彼の挑戦に注目!

ガスケ、引退大会で初戦突破
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では、日本時間27日(現地26日)に男子シングルス1回戦が行われました。今大会での引退を表明しているリシャール・ガスケ(フランス)が、ワイルドカード(主催者推薦)で出場し、同じくワイルドカードで出場したテオ・アトマン(フランス)を6-2, 2-6, 6-3, 6-0で破り、2年連続16度目の初戦突破を果たしました。
ガスケの歴史的な挑戦
38歳で元世界ランク7位のガスケが同大会に出場するのは16年連続22度目です。彼の最高成績は2016年のベスト8となっています。ガスケは昨年10月に母国で開催される今大会を最後に現役を引退することを表明し、いよいよ最後の大会を迎えました。
試合の詳細
23歳のアトマンとの1回戦では、第1セットでガスケが序盤から2度のブレークを奪い先行しました。第2セットではアトマンの反撃を受け2度のブレークを許し1セットオールに追いつかれましたが、第3セットでは3度のブレークを果たし勝利まであと1セットとしました。
第4セットでは、ガスケはファーストサービス時に75パーセントの確率でポイントを獲得し、相手に1度もブレークポイントを与えず、リターンゲームでは3度のブレークに成功しました。1ゲームも失わずにこのセットをものにし、引退大会で2回戦進出を決めました。
次の対戦相手
勝利したガスケは2回戦で第1シードのヤニック・シナー(イタリア)と世界ランク75位のアントワーヌ・リンデルクネシュ(フランス)の勝者と対戦します。
テニスファンにとって、ガスケの引退大会での挑戦は見逃せないものとなっています。彼の最後の戦いがどのように展開されるのか、今後の試合にも注目が集まります。