大谷翔平とフレディ・フリーマンが牽引するドジャースの攻撃力:5月のMVP級の活躍
大谷翔平とフレディ・フリーマンが5月にMVP級の活躍を見せ、ロサンゼルス・ドジャースの攻撃力を牽引。MLBトップの173得点を記録。

ドジャースの攻撃力の原動力
ロサンゼルス・ドジャースは、2025年5月にMLBトップとなる173得点を記録し、1試合平均6.41点という驚異的な攻撃力を発揮しました。この成功の鍵となったのが、大谷翔平とフレディ・フリーマンの活躍です。
大谷翔平の5月の活躍
大谷翔平は5月に27試合で打率.309、27打点、31得点、OPS1.180というズバ抜けた成績を残しました。特にホームラン数はメジャー最多となる15本で、ロサンゼルス・エンジェルス時代の2023年6月に記録した月間最多本塁打数に並びました。また、1953年8月のデューク・スナイダー、1985年6月のペドロ・ゲレーロが持つ球団最多記録にも並びました。
フレディ・フリーマンの破竹の勢い
フレディ・フリーマンも5月に27試合でリーグ最多の43安打を放ち、打率は驚異の.410を記録しました。同月のリーグ首位打者に立ち、4本塁打、21打点、出塁率.462、長打率.638という高い数字を残しました。OPSはチームトップの大谷に次ぐ1.100という異次元の成績を残しました。
専門家の評価
ドジャース専門メディア『True Blue LA』のエリック・スティーブン編集長は、「5月はほとんど絶好調だった2人のスター選手の活躍により、ドジャースの攻撃陣は過度な起用が続いた投手陣の弱点を補うほど優れていた」と記し、打線をけん引した両者を5月のMVPに断言しました。
6月の展望
6月のドジャースは27試合のうち13試合が同地区との対戦が組まれており、パドレス、サンフランシスコ・ジャイアンツと負けられない戦いが続きます。大谷とフリーマンを中心に好調な打線は6月も猛攻を仕掛けるのか。期待は膨らむばかりです。
構成●THE DIGEST編集部