早稲田大学野球部が3連覇達成!小宮山悟監督の戦略と長嶋茂雄への敬意
早稲田大学野球部が東京六大学野球春季リーグ戦で3連覇を達成。小宮山悟監督の戦略と長嶋茂雄への敬意を紹介。

早稲田大学野球部が3連覇達成
早稲田大学野球部は、2025年6月4日に開催された東京六大学野球春季リーグ戦の優勝決定戦で、明大に6-5で逆転勝利を収め、3季連続49度目の優勝を決めました。この勝利により、早大は全日本大学野球選手権に2年連続16度目の出場を決め、10年ぶり6度目の大学日本一を目指します。
小宮山悟監督の戦略
小宮山悟監督(59)は、リーグ創設100周年の節目に3連覇を成し遂げたことについて、「怒濤の5連勝です!彼らを思いきり褒めたいと思います」とコメントしました。立役者は今秋のドラフト候補右腕・伊藤樹で、5試合全てに登板し、最速150キロの直球で攻めました。
長嶋茂雄への敬意
優勝決定戦が雨天中止となった3日朝、小宮山監督は長嶋茂雄さんの死を知り、ミーティングでナインに「長嶋茂雄がどんな人だったのか、調べよう」と命じました。長嶋さんは千葉県、六大学、球界の大先輩として、日本の野球人気を支えてくれた人物でした。
次なる目標
早稲田大学野球部の次なる目標は大学日本一です。昨年は決勝で青学大に1-2で逆転負けしましたが、伊藤樹は「まだ道半ば。一戦必勝で頑張りたい」と意気込みを語りました。東京六大学代表の誇りを胸に、頂点を狙います。
早大の3連覇記録
早稲田大学は1924年春から3連覇を達成し、1950年春~1951年春3連覇、2002年春~2003年秋4連覇、2006年秋~2007年秋3連覇に次ぎ、3連覇以上は4度目です。法大の3度(すべて4連覇)を抜き、最多記録を更新しました。2000年以降、3連覇以上を複数回マークしているのは早大だけです。