早大・伊藤樹が6イニング1失点で初戦勝利!日米大学野球選手権開幕戦で輝く
2025年日米大学野球選手権開幕戦で、早稲田大学の伊藤樹が6イニング1失点の好投で初戦勝利を飾り、旧友の中京大・秋山とともに輝きを放ちました。

2025年7月8日、エスコンフィールド北海道で開催された日米大学野球選手権の開幕戦で、日本が6-1で米国に快勝しました。早稲田大学の伊藤樹投手が先発し、6イニングを1失点に抑える好投を見せ、初戦の勝ち投手となりました。
伊藤投手は今春の東京六大学リーグでノーヒットノーランを達成するなど、世代を代表する右腕として注目を集めています。この日の試合でも、未来の大リーグスター候補生らを6イニング1点に抑え、ゲームメークに貢献しました。1、2回と得点圏に走者を背負いながらも踏ん張り、打線も呼応して3回に先制点を挙げました。
チーム初の対外試合となった2日の三菱重工Eastとの練習試合でも先発した伊藤投手は、4イニング2安打無失点に抑え、「チャンスがあるなら、開幕戦を投げたい」と志願のマウンドでした。バックネット裏では日米のスカウトが視察し、日本ハムの大渕スカウト部長は「相手を見て投げられる。数字に表れない部分を持っている」と勝てる投手としての能力を評価しました。
仙台育英高時代のチームメートだった中京大・秋山とは、ジャパンのユニホームを着て再会しました。秋山は「ずっとリーグの速報を見ていた」と互いの活躍を刺激にしてきました。「7番・右翼」で先発出場した秋山も2安打1四球と3出塁し、国際大会で旧友とともに輝きを放ちました。