【大学野球】全早稲田戦2025:ベーマガスタジアムでの感動の一夜

2025年8月9日、新潟県南魚沼市のベーマガスタジアムで開催された全早稲田戦の感動的な試合とその後の特別な瞬間を紹介。

2025年8月9日、新潟県南魚沼市のベーマガスタジアム(大原運動公園)で、第3回全早稲田戦が開催されました。このイベントは、早稲田大学の現役学生チームと、早大OBで構成された「稲門倶楽部」との交流戦として、地域の野球振興を目的としています。

試合のハイライト

試合は5対3で現役チームが勝利しました。早稲田大学の小宮山悟監督はこの試合を「お祭りです。全早稲田フェスティバル」と表現し、先輩と後輩の絆、勝敗を超越した価値観があると語りました。

応援部の活躍

早稲田大学応援部は、東京から約50人が参加し、神宮球場さながらの熱狂的な応援を披露しました。試合中は、現役チームとOBチームの攻撃のたびに『紺碧の空』が流れ、得点が入れば『早稲田大学校歌』が演奏されました。

試合後の特別な瞬間

試合後、グラウンドには本塁を挟んで一塁線に現役チーム、三塁線にOBチームが整列し、スタンドの観衆は立ち上がって『早稲田大学校歌』をリズムに合わせて歌いました。最後は『早稲田の栄光』で締めくくられ、ユニフォームを着た選手とスタンドが一体となる感動的な光景が広がりました。

野球教室

試合後には、南魚沼市内の学童4チーム70人と中学3年生約30人を対象とした野球教室が開催され、子どもたちも校歌とエールに参加しました。地元のファンも同様に参加し、スタジアム全体がエンジの早稲田一色に染まりました。

早稲田大学の日野愛郎部長は試合後に「早稲田の人間としては、夢のような試合。毎年、力強い応援をする応援部には、感謝の言葉しかありません」と語りました。

小宮山悟監督も「試合後に校歌(3番)を聞いた際は、球場全体が早稲田でしたので『未来永劫、夏は南魚沼で』という思いが芽生えました。早稲田の『夏合宿は軽井沢』と言われた時代がありましたが、あらためて南魚沼を定着させたいと思いました。『早稲田の栄光』は、そう簡単にはできない、涙が頬をつたう特別な曲なんです。この秋、優勝報告会のステージで再び歌えるように日々、練習を重ねていきます」と語りました。

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