早稲田大学野球部、明治大学との決戦を制し3連覇達成!伊藤樹投手の861球が歴史に刻まれる
早稲田大学野球部が明治大学との優勝決定戦を制し、3季連続優勝を達成。伊藤樹投手の861球が歴史に刻まれた。

早稲田大学野球部、明治大学との決戦を制し3連覇達成
2025年6月4日、神宮球場で行われた東京六大学野球の優勝決定戦で、早稲田大学が明治大学に6-5で勝利し、3季連続の優勝を飾りました。これにより、早稲田大学はリーグ最多となる49度目の優勝を達成しました。
伊藤樹投手の活躍
今秋のドラフト上位候補である伊藤樹投手(4年)は、9安打5失点で完投勝利を収めました。伊藤投手は5月19日の明治大学2回戦から“5連投”でチーム5連勝に貢献し、今春通じて861球を投げ抜きました。試合後、伊藤投手は「優勝まで投げ切れたのは本当に誇りに思う。早稲田に来て、チームでやれてよかった」と語りました。
歴史的な勝利
この勝利は、1939年春秋の早慶戦以来、86年ぶりの2季連続優勝決定戦を制したもので、早稲田大学は2大会連続16度目の全日本大学野球選手権(9日開幕、神宮ほか)への出場を決めました。連盟創設100周年の節目の春に、早稲田大学野球部は歴史に新たな1ページを刻みました。
試合後の閉会式
試合後の閉会式では、前日に逝去した立大OBの長嶋茂雄さんに黙とうがささげられました。同じ千葉出身の小宮山悟監督は「空の上から見て、ちょっとだけ早稲田に力を貸してくれたのかな」と思いをはせました。
今後の展望
9日に開幕する全日本大学野球選手権でも、東京六大学野球が生んだスターに白星を届けることが期待されています。早稲田大学野球部の活躍に、今後も注目が集まります。