山県秀、プロ初本塁打から一夜明けのスタメン昇格!大学野球のライバルから得た助言とは?
日本ハムの山県秀がプロ初本塁打を放ち、打順を2つ上げてスタメンに。大学野球時代のライバルからの助言も明かす。

日本ハムのドラフト5位ルーキー・山県秀内野手(23)=早大=は、前日4日に決勝弾ともなるプロ初本塁打を放ち、打順を2つ上げ「7番・遊撃」で3試合連続でスタメンに名を連ねた。
メモリアルアーチから一夜明け、「昨日のことはもう忘れました。次が(本当の)1本目ですね」と〝リセット〟を強調した。
前夜は150件超のLINEメッセージが届き、「ドラフト指名、プロ初安打に次いで3番目ぐらいの多さですかね。家族の中では姉が最初で『(ホームランの瞬間)旦那とめっちゃ叫んだよ。うるさすぎて、多分、近所迷惑だったよ』と書いてありました」と照れた。
プロ1号の影には、郡司からの助言があったという。「キャンプのときに『おまえはバットをボールに当てにいきすぎ。しっかりバットを振れ!野球はホームランだからな』と言われて、それをここまで継続してきたことでやっと1本出た」。
自身は早大、郡司は慶大出身で、「大学野球では〝敵〟だったんですけど(笑)、本当にありがたい」と改めて感謝を口にした。
本拠地でありながら、阪神ファンの圧倒的な声援の中でプレーする3日間。「笑っちゃうレベル。でも、圧は感じない。楽しいですよ」と声を弾ませた。(東山貴実)