広島・ファビアン、6度目猛打賞で首位打者再浮上!父の日に青い手袋で勝利を祈る
広島のサンドロ・ファビアン外野手が今季6度目の猛打賞を達成し、首位打者に再浮上。父の日に青いバッティング手袋で勝利を祈る。

広島・ファビアン、北の大地で大暴れ
広島カープのサンドロ・ファビアン外野手が、15日の日本ハム戦で今季6度目の猛打賞をマークしました。打率を.305まで上昇させ、セ・リーグの首位打者に再浮上しました。しかし、チームはまさかの大逆転負けを喫し、ファビアンは「負けたからすごく悔しい」と表情を曇らせました。
価値ある3本の安打
ファビアンの3本の安打はいずれも重要なものでした。初回1死一塁では金村の変化球を左中間へ運び、失策も絡んで一走・田中が先制のホームイン。六回は先頭で左翼線への二塁打を放ち、打線が爆発しました。2死一、三塁で迎えたこの回2度目の打席では、「つないでいく気持ちで打席に入っていた」と左前適時打を放ち、今季3度目の1イニング2安打でリードを7点に広げました。
父の日に青い手袋で勝利を祈る
父の日だったこの日、ファビアンは普段の赤ではなく、青いバッティング手袋を着用しました。「父の日ということで使った。打てて良かった」とようやく表情を緩ませ、「日本の全父親たちへ、おめでとう」と粋なメッセージを送りました。
チーム勝利を最優先
打率を再び3割に乗せたファビアンですが、「打率のことはあまり気にしていない」と強調。「自分はチームのこと、チームが勝つように働くことを重要視している」とフォア・ザ・チームを強調しました。交流戦は残り6試合。チーム思いのドミニカンが、勝利へ導く一打を放っていくことが期待されます。