レイカーズの“3&D”ドリアン・フィニー・スミス、左足首手術成功で今秋復帰へ
レイカーズのドリアン・フィニー・スミスが左足首の手術を成功させ、今秋のトレーニングキャンプに復帰予定。今後の活躍に期待。

6月13日(現地時間12日)、ロサンゼルス・レイカーズのドリアン・フィニー・スミスが左足首の手術を成功裏に終え、今秋のトレーニングキャンプに参加できる見込みであることが『ESPN』によって報じられた。
32歳のフィニー・スミスは、ここ数シーズンにわたり足首のケガに悩まされてきた。昨年12月30日にブルックリン・ネッツからレイカーズへ移籍後も、左足首のケガのマネジメントのために計8試合を欠場していた。しかし、今回の手術により、慢性的な足首のケガが解消され、痛みを感じることなくプレーできるようになることが期待されている。
NBAキャリア9年目のウイングであるフィニー・スミスは、レイカーズ加入後の43試合で平均28.8分、7.9得点、3.6リバウンド、1.4アシストを記録し、3ポイントシュート成功率は39.8パーセント(平均1.9本成功)をマークしている。彼は3ポイントシュートと複数ポジションをカバー可能なディフェンスに定評があり、リーグ有数の“3&D”プレイヤーとしての地位を確立している。
ミネソタ・ティンバーウルブズとの「NBAプレーオフ2025」ファーストラウンドを1勝4敗で終えたレイカーズで、フィニー・スミスはシリーズ平均33.9分、6.2得点、4.2リバウンド、2.6アシストに3ポイント成功率36.8パーセントを残した。
レブロン・ジェームズ、ルカ・ドンチッチ、オースティン・リーブス、八村塁らが所属するレイカーズで、フィニー・スミスは主要メンバーの一角としてプレーしている。しかし、気になるのは彼の契約状況だ。来シーズンの年俸は約1538万ドル(約22億1472万円)だが、プレーヤーオプション(PO)のため、これを破棄すれば制限なしFA(フリーエージェント)になることができる。今後の彼の決断にも注目が集まっている。