新横綱大の里、名古屋場所で新会場「IGアリーナ」での優勝を目指す
新横綱大の里が、名古屋場所で新会場「IGアリーナ」での優勝を目指す。最新の空調設備が追い風となるか。

新横綱大の里の名古屋場所への意気込み
新横綱に昇進した大の里(25)が、2025年7月13日初日の名古屋場所に向けて、茨城県阿見町にある部屋で稽古を行いました。名古屋場所は暑さが厳しく、大の里にとっては苦手な場所ですが、今年から会場が「IGアリーナ」に変更され、最新鋭の空調設備が整っているため、彼にとっては“追い風”となるでしょう。
稽古の様子
大の里は約80人のファンの前で、四股、すり足、てっぽうを丁寧に行いました。約1時間20分の稽古を終え、「基礎基本を中心にしっかりできた」と満足そうに語りました。横綱昇進伝達式から19日が経過しましたが、「番付は変わったけれど、やるべきことは変わらない。稽古も私生活も変わらない」と泰然自若の態度を貫いています。
新会場「IGアリーナ」の期待
今年の名古屋場所から、昨年まで59回開催されたドルフィンズアリーナからIGアリーナに変更されます。IGアリーナは国内最大級のアリーナで、最新の空調設備が整っています。大の里は以前から「楽しみ」と意気込んでおり、新会場での初優勝を目指しています。
地元での祝賀パレード
6月29日には、故郷の石川県津幡町で新横綱昇進を祝うパレードが予定されています。石川県の県民栄誉賞の授与式も行われ、「たくさんの声援と力を頂いて、名古屋でいい結果を出せるようにしたい」と大の里は語っています。
新横綱としての挑戦
大の里は史上最速13場所で新横綱となった25歳。新会場最初の優勝者となって、夏の名古屋を熱く盛り上げることを期待されています。