【2025年帝王賞】大井競馬場で繰り広げられるダート王者決定戦!中央馬の15連勝か、地方馬の逆襲か
2025年7月2日、大井競馬場で開催される帝王賞。中央馬と地方馬の激戦が予想されるダート王者決定戦の見どころを紹介。

帝王賞2025の概要
2025年7月2日(水)、大井競馬場にて帝王賞(4歳以上・JpnI・ダ2000m)が開催されます。このレースは1986年に中央と地方の交流競走として始まり、1997年のダートグレード制導入と同時にGIに格付けされました。現在では上半期のGI戦線を締めくくる一戦として、また上半期のダート王者決定戦として定着しています。
注目馬紹介
ミッキーファイト(牡4、美浦・田中博康厩舎)
4代母がダイナカールで、近親には活躍馬がズラリと並ぶ良血。これまで8戦してすべて3着以内に入っており、フォーエバーヤングなどと共に世代をけん引しています。前走のアンタレスSでは1000m通過60.8秒の厳しいペースを2番手から楽々押し切って2馬身半差の完勝と、GIIIでは力上位なところを見せつけました。
ウィルソンテソーロ(牡6、美浦・高木登厩舎)
芝では芽が出なかったが、デビュー4戦目で路線転向すると、23年1月の招福Sまで4連勝を飾ってOP入り。さらに同年のかきつばた記念を皮切りに重賞3連勝を挙げ、一躍ダート界の超新星に名乗りを上げました。
ディクテオン(セ7、大井・荒山勝徳厩舎)
JRA所属時に23年浦和記念、名古屋グランプリ、24年白山大賞典とダートグレード競走を3勝している実績馬。今年の春から大井競馬に移り、初戦のダイオライト記念は4着だったものの、続く川崎記念で2着と改めて実力を示しました。
シンメデージー(牡4、高知・打越勇児厩舎)
昨年の東京ダービー4着、ジャパンダートクラシック5着でともに地方馬最先着となり、ダート三冠路線で話題をさらった。その後も暮れの名古屋大賞典で3着、今年の佐賀記念、名古屋グランプリでともに2着と、悲願のダートグレード競走Vまであと一歩にせまっています。
その他の注目馬
- ラムジェット(牡4、栗東・佐々木晶三厩舎):昨年の東京ダービー馬
- アウトレンジ(牡5、栗東・大久保龍志厩舎):平安Sを快勝
- ミックファイア(牡5、大井・渡辺和雄厩舎):南関東三冠馬
レースの見どころ
今年の帝王賞は中央5頭、地方8頭の計13頭が出走。うち9頭が重賞ウイナーという好メンバーで争われます。近年は地方所属馬が苦戦傾向で、JRA所属馬が11年から14連勝中。今年は果たして地方馬が意地を見せるのか、それとも中央馬が15連勝を達成するのか、注目のレースです。
発走予定時刻は2日(水)の20時05分。ダート王者決定戦の行方を見逃さないでください!