阪神の神タッチで巨人を撃破!森下の決勝点が試合を決定
阪神が巨人との接戦を制し、森下の決勝点で勝利。藤川監督の采配が光る試合の詳細を解説。

試合のハイライト
阪神対巨人の試合は、0-0の緊迫したスコアで迎えた8回裏、二死一、二塁の場面で劇的な展開を見せた。大山の打球が遊撃正面に飛び、ボールがイレギュラーして跳ねる間に、二塁走者の森下が一気にホームへ。捕手甲斐のタッチをかいくぐって、1度はアウトの判定も、リプレー検証の結果セーフに覆り、これが決勝点となった。
藤川監督の采配
藤川球児監督は、先発の大竹が8回無失点の好投を評価し、「相手打線も積極的にきているところを逆に利用するような形で、球数も抑えて、いいピッチングだったと思いますね」とコメント。森下の生還については、「ジャッジの通りと言いますか、こちらからはなかなか見ることはできないですから、リクエストをして、こちらに良い判断に覆ったというところですね」と述べた。
チームの地力
藤川監督は、接戦をものにするという意味でも、チームの地力が出る戦いが続いていると強調。「流れは悪くないかなと思いますね。今日の場合であれば大竹に(7回の打席が)2アウトランナーなしという形で回って、もう1イニング大竹で行けたというところでは、こちらの投手陣を使うことなくですね。(9回に)岩崎は行ってもらいましたけど。リズムはこちらに良かったのかなと思いますね」と語った。
試合後の評価
この勝利により、阪神は今季4度目の4連勝で首位を堅守。今季18度目の完封勝ちで2カード連続の勝ち越しが決まり、2位広島とは4ゲーム差を維持した。巨人とのゲーム差は5.5に広がり、阪神の優位がさらに明確になった。