サニブラウン・ハキーム、股関節骨挫傷を乗り越えて日本陸上競技選手権に強行出場
サニブラウン・ハキームが股関節骨挫傷を抱えながらも、日本陸上競技選手権に強行出場。子供たちのために走る決意を語る。

サニブラウン・ハキームの決意
2025年7月4日、東京・国立競技場で開催される「第109回日本陸上競技選手権大会」に、サニブラウン・ハキームが強行出場することを決めた。先月26日の練習中に股関節右上部の骨挫傷を負い、全治3週間と診断されたにもかかわらず、彼は「子供たちのために走らなきゃいけない」と語り、大会に臨む決意を固めた。
負傷の詳細
サニブラウンは、練習中に体勢を崩し、股関節に大きな負荷がかかったことが負傷の原因だと説明した。精密検査の結果、骨挫傷と診断され、医師からは安静を勧められたが、彼は「できる限りの準備をして臨む」と語り、プロアスリートとしての責任感を示した。
今シーズンの状況
今シーズン、サニブラウンのベストタイムは10秒31と、調子が上がらない状況が続いている。しかし、昨夏のパリ五輪準決勝では9秒96を記録し、参加標準記録の10秒00を突破している。世界ランキングでは日本勢トップの17位につけており、世界選手権への出場が現実的だ。
泉谷の二刀流挑戦
一方、男子110メートル障害で23年世界選手権5位入賞の泉谷は、走り幅跳びとの二刀流に挑戦する。「2種目で代表を勝ち取れるように頑張りたい」と意気込み、障害では13秒0~1台、幅跳びでは標準記録の8メートル27突破を目指す。
大会への期待
サニブラウンは「走ってみなければ分からない。できる限りの出力をしっかり出して走る」と語り、日本屈指のスプリンターとしての意地を見せる。泉谷も「リスクもあるけど、やりたいからやっている。自分にしかできないことを追求したい」と前向きに語った。
日本陸上競技選手権は、9月の世界選手権東京大会代表選考会を兼ねており、多くの注目を集めている。