清水空跳、高校2年で2冠達成!世界選手権出場へ

高校2年生の清水空跳が100メートルと200メートルで2冠を達成し、世界選手権出場を決めた。

2025年7月28日、広島市のホットスタッフフィールド広島で行われた全国高校総体(インターハイ)において、清水空跳(そらと、2年=石川・星稜)が男子200メートルで20秒39のタイムを記録し、初優勝を飾りました。これにより、100メートルとの2冠を達成しました。追い風2・7メートルの参考記録でしたが、その実力は疑いようがありません。

清水は26日の100メートル決勝で10秒00という衝撃のタイムを残し、18歳未満世界記録、日本高校記録を樹立しました。この記録は9月に東京で開催される世界選手権の参加標準記録もクリアし、一躍、注目を集める存在となりました。

スタンドでは父・正雄さん(48)、母・絵美さん(48)、姉・優奈さん(22)が応援に駆けつけていました。父は走り高跳びで国体に、母は100メートル障害で日本選手権に、姉は100メートル障害と走り幅跳びで全中への出場経験があるスポーツ一家です。

両親は石川県金沢市内で創業1975年の『あかめ寿し』を営んでおり、今大会は店を5日間の臨時休業にして広島まで応援に駆けつけました。「本人の願いが叶ってうれしく思うし、よく頑張ったと思う」と絵美さん。父・正雄さんは100メートルを振り返り「(決勝前に偶然会った際に)3ケタ(9秒台)を狙うと言っていてビックリした。優勝が決まって“よっしゃー!”と喜びが爆発して、その後に風が公認になって、タイムもそのままで…。その後に“これ、世陸の参加標準切ってない?”ってなった」と歓喜の瞬間を振り返りました。

清水空跳の今後の活躍に期待が高まります。

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