【逆転劇】日本代表がウェールズ撃破!中楠一期が初キャップで決勝トライ エディージャパン新戦力が証明した存在価値
ラグビー日本代表がテストマッチでウェールズを24-19で撃破。初キャップの中楠一期が決勝トライを奪取し、エディージャパンの新戦力として鮮烈デビューを飾った。

歴史的逆転勝利の軌跡
福岡・ミクニワールドスタジアム北九州で行われたリポビタンDチャレンジカップ2025第1戦。前半7-19とリードを許した日本代表が、後半の猛反撃で24-19と劇的逆転を達成。世界ランク12位のウェールズを下し、エディージャパン新体制に弾みをつける勝利を手にした。
中楠一期の二転三転デビュー
- 19分: 松永拓朗の負傷により緊急出場
- 20分: デリバレイトノックオンでペナルティートライ献上
- 後半19分: 李承信の魔術的パスから逆転トライ
「10分間の退場中、ベンチで戦術ボードを握り締めていました。戻ったら絶対に挽回しようと」
エディーHCの采配が光る
65歳の名将は中楠起用について「リスクを承知の起用だったが、彼のメンタルの強さを信じていた」と明かす。後半のフォワード戦術変更がゲームの流れを変え、スクラム成功率87%・ラインアウト確保率92%という圧倒的なセットプレーが勝利の基盤に。
データで見る決勝トライ
項目 | 数値 |
---|---|
走行距離 | 22.4m |
最高速度 | 32.5km/h |
突破人数 | 3人 |
タックル回避率 | 100% |
新生ジャパンの可能性
中楠はジャパンXV主将としての経験を活かし、28日のマオリ戦から継続して成長。今季のリーグワンではタックル成功率91%、ライン突破回数リーグ3位という実績を背景に、フルバックの新たな選択肢として台頭。次戦アイルランド戦に向け「この調子で世界ランク10位圏内チームに挑みたい」(エディーHC)と意気込みを語った。