大谷翔平の31歳バースデーマウンド:侍ジャパンからMLBスターまでの軌跡
大谷翔平が31歳の誕生日にドジャースのマウンドに立ち、侍ジャパン時代からMLBスターまでの成長の軌跡を振り返る。

2025年7月5日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手が31歳の誕生日を迎え、自身初となるバースデーマウンドに上がりました。現地中継では、大谷の高校時代から侍ジャパン、エンゼルス入団時、そして昨年のワールドチャンピオン時の写真が次々と紹介され、その成長の軌跡が丁寧に振り返られました。
大谷は初回、先頭打者にヒットを許したものの、続く打者をゲッツーに仕留め、3番打者もショートゴロに抑えるなど、上々の立ち上がりを見せました。1回裏、1番打者として打席に入った大谷はファーストゴロに倒れたものの、続くベッツがレフトスタンドへ先制のホームランを放ち、1点の援護を受けました。
2回表、大谷が投球練習を行っている最中、現地の放送局は誕生日にちなんで、花巻東高校時代、侍ジャパン、エンゼルス入団時、そして昨年のワールドチャンピオン時の写真を次々と紹介しました。このような特集映像は珍しくなく、大谷の存在がどれだけ注目されているかを物語っています。
スタジアムのビジョンではなく、中継映像内のみで流れた映像だったため、大谷自身は当然目にしていませんでしたが、「これだけ成長したんだ」と過去の自分に語りかけるかのように、圧巻の投球を披露しました。この回はアストロズ打線を三者連続三振に切って取り、復活への手応えを十分に感じさせる内容でした。
31歳となった大谷翔平ですが、まだまだ進化は止まりません。長いイニングを投げる日も、そう遠くはなさそうだと感じさせる試合でした。