侍ジャパンの未来を担う梶原昂希、今季の苦戦と今後の可能性
DeNAの梶原昂希選手が今季苦戦する中、侍ジャパンの未来を担う選手としての期待と課題を分析。

梶原昂希の今季の成績
DeNAの外野手、梶原昂希選手は今季47試合で打率.218、1本塁打、8打点、4盗塁という成績を残しています。特に43三振、4四球という数字が注目されており、前DeNA監督のアレックス・ラミレス氏は「彼はすごいポテンシャルを持っているが、打ちたい気持ちが強すぎて前でボールを打っている」と指摘しました。
昨季の活躍と今季の苦戦
2021年ドラフト6位で入団した梶原選手は、昨季91試合で打率.292、4本塁打、30打点、16盗塁とブレークし、夏場以降は1番打者として定着しました。しかし、今季は5月に約3週間の2軍調整を経て、7月7日に2度目の抹消となりました。
ラミレス氏と梶谷氏の分析
ラミレス氏は「しっかり最後までボールを見て引きつけることが大事だね。引きつければ四球も増えて打率も自然に上がるはず」とアドバイスしました。また、梶谷隆幸氏は「僕の若いときに似ている。安打(29)より三振(43)が多い? 持っている能力も飛ばす力もランニングももちろんいいですし、どううまくするか」と分析しています。
侍ジャパンでの期待
昨季のポストシーズンでも活躍し、日本一に貢献した梶原選手は、今年3月に侍ジャパンにも初選出されました。能力の高さは誰もが認めるだけに、今後の“変化”が期待されています。
今後の課題と期待
梶原選手は、明確にストライクを待つという打撃スタイルを見直すことで、さらなる成績向上が期待されています。彼が考え方を変え、新たなアプローチを取ることができれば、侍ジャパンの未来を担う選手としてさらなる活躍が期待できます。