角田裕毅、英国GPで再び最下位に沈む 雨中のレースで苦戦続く
F1英国GPで角田裕毅が雨中のレースで苦戦し、2戦連続で最下位に。ペースの低下と接触事故が響いた。

角田裕毅、英国GPで再び最下位に沈む
F1の今季第12戦、英国GPの決勝が6日にシルバーストーン・サーキットで行われ、レッドブルの角田裕毅(25)は完走中最下位の15番手に終わりました。大雨の影響で5台がリタイアする大波乱のレースで、角田は23周目にハースのオリバー・ベアマン(20、英国)と接触し、10秒のタイムペナルティを科されました。
レースの流れ
角田は11番手からスタートし、序盤は順調に順位を上げていましたが、大雨が降り始めた12周目にピットイン。雨用のインターミディエイトタイヤに交換した間に13番手へ下がり、その後は順位を上げることができませんでした。23周目にベアマンと接触し、ペナルティを受けた後は、前走車からどんどん遅れを取り、26周目にはコース上にいた15台中で最下位となりました。
角田のコメント
角田はレース後に「なぜか僕だけが極端に遅く走っていて、頭が混乱するほどだった」とコメント。さらに、「急にペースが遅くなった。今日はなぜか僕だけが極端に遅く、走っていて頭が混乱するほどだった。このような感覚は初めてだ」と困惑気味に振り返りました。
今後の課題
角田は今シーズン、ドライコンディションではポジティブな収穫があったものの、ロングランに関しては改善が必要だと指摘。特に、ここ数レースで同じような状況が続いていることから、今後のレースでの改善が期待されます。
レッドブルの対応
レッドブルの公式インスタグラムでは、角田がシルバーストーン・サーキットでの過去の好成績を挙げながら、今レースでの苦戦を振り返りました。チームとしても、角田のマシン設定や戦略を見直す必要があるとされています。
今後の展望
角田は次のレースに向けて、ドライコンディションでのポジティブな要素を活かしつつ、雨中のレースでのペース向上に努めることを誓いました。ファンたちも、彼の復活を期待しています。