F1ベルギーGPスプリント予選:ピアストリの劇的逆転ポール!フェルスタッペン2番手、角田裕毅は12番手
F1ベルギーGPスプリント予選でオスカー・ピアストリが劇的な逆転でポールポジションを獲得。フェルスタッペンが2番手、角田裕毅は12番手に終わった。

SQ1:ピアストリ最速発進、ハミルトンまさかの敗退
スプリント予選の1回目(SQ1)は晴天のもと、気温22度、路面温度39度でスタート。トップタイムはピアストリが記録し、2番手にフェルスタッペン(レッドブル)、3番手にノリス(マクラーレン)が続いた。
ホンダ・レーシング(HRC)のパワーユニット「ホンダRBPT」を搭載するレッドブルおよびレーシングブルズは、4台ともSQ2へ進出した。
一方でルイス・ハミルトン(フェラーリ)は最終シケインのブレーキング時に突然姿勢を乱してスピン、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)は序盤に高速コーナーのスタブロでスピンしてコースオフしてしまい、SQ1で敗退する波乱の展開となった。
SQ2:ノリスが最速、ホンダRBPT勢は2台敗退
10分間のSQ2でも天候は変わらずドライ。ここではノリスが最速をマークし、フェルスタッペンが2番手、ルクレール(フェラーリ)が3番手につけた。
ホンダRBPT勢は2台がここで敗退した。角田裕毅(レッドブル)は12番手で脱落、レーシングブルズのリアム・ローソンは10番手ピアストリとの差がわずか0.041秒という僅差でSQ3進出を逃した。
このセッションではジョージ・ラッセル(メルセデス)も敗退し、メルセデス勢はSQ3に進出できなかった。
SQ3:ピアストリ、劇的逆転でスプリントポール
8分間の短い最終セッションSQ3では、全員が一発勝負で挑んだ。ピアストリがSQ2をギリギリで通過した後、一転してトップタイムを記録。スプリントポールを獲得した。
2番手にはフェルスタッペン、3番手にはノリスが続き、ランキング首位のマクラーレン勢が1・3番手と前方グリッドを固める形となった。
フェルスタッペン以外のホンダRBPT勢は、ハジャーが9番手に入り、ルーキーながら健闘を見せた。
ルーキー勢では、オリバー・ベアマン(ハース)、アイザック・ハジャー、ガブリエル・ボルトレート(Kickザウバー)の3名がトップ10に入る健闘を見せた。