レイラ・フェルナンデス、ムバダラ・シティ・オープンで逆転勝利!決勝進出を果たす
22歳のレイラ・フェルナンデスがムバダラ・シティ・オープンで3時間12分の死闘を制し、決勝進出を果たしました。

女子テニスのムバダラ・シティ・オープン(アメリカ/ワシントン、ハード、WTA500)は日本時間27日(現地26日)、シングルス準決勝が行われ、世界ランク36位のL・フェルナンデス(カナダ)が第3シードのE・ルバキナ(カザフスタン)を6-7 (2-7), 7-6 (7-3), 7-6 (7-3)の3時間12分に及ぶ死闘の末に逆転で破り、初の決勝進出を果たしました。
22歳のフェルナンデスが同大会に出場するのは2年ぶり2度目。前回出場した2023年は予選2試合を勝ち抜き本戦入りし、本戦2回戦で敗退しました。
今大会は1回戦で世界ランク38位のM・ジョイント(オーストラリア)、2回戦で第1シードのJ・ペグラ(アメリカ)、準々決勝で予選勝者で同97位のT・タウンゼント(アメリカ)を下し4強入りしました。
26歳で世界ランク12位のルバキナとの顔合わせとなった準決勝、フェルナンデスは第1セットをタイブレークの末に落とすと、第2セットでは第1ゲームでブレークを許し、その後ゲームカウント3-5とされ絶体絶命の状況に追い込まれました。それでもフェルナンデスは第9ゲームでリードされる場面もありながらキープを果たすと、相手のサービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームでブレークバックに成功。そのまま突入したタイブレークをものにし1セットオールに追いつきました。
迎えたファイナルセット、両者ともに相手にブレークを許さずキープを続ける緊迫した展開となりましたが、最後はフェルナンデスがこの試合3度目のタイブレークを制し、3時間12分に及ぶ死闘の末に決勝進出を果たしました。
勝利したフェルナンデスは決勝でツアー大会4度目のタイトル獲得をかけ、世界ランク48位のA・カリンスカヤと対戦します。カリンスカヤは準決勝で同46位のE・ラドゥカヌ(イギリス)を下しての勝ち上がりです。