カリンスカヤ、悲願の初優勝へ!ムバダラ・シティ・オープン決勝進出
26歳のカリンスカヤがムバダラ・シティ・オープンで決勝進出を果たし、初優勝に王手をかけました。

カリンスカヤ、決勝進出で初優勝に王手
女子テニスのムバダラ・シティ・オープン(アメリカ/ワシントン、ハード、WTA500)は日本時間27日(現地26日)、シングルス準決勝が行われ、世界ランク48位のアンナ・カリンスカヤが同46位のエマ・ラドゥカヌ(イギリス)を6-4, 6-3のストレートで破り、初の決勝進出を果たしました。これにより、カリンスカヤはツアー大会初優勝に王手をかけました。
過去の成績と今大会の活躍
26歳のカリンスカヤが同大会に出場するのは3年ぶり3度目で、最高成績は2019年のベスト4でした。今大会では、1回戦で予選勝者で世界ランク66位のカリーナ・ラヒモワ、2回戦で第8シードのマグダレナ・リネッテ(ポーランド)、準々決勝で第4シードのカロリーナ・タウソン(デンマーク)を下し、4強入りを果たしました。
準決勝の詳細
22歳のラドゥカヌとの顔合わせとなった準決勝では、カリンスカヤがファーストサービス時に67パーセントの確率でポイントを獲得し、相手のブレークを1度に抑えると、リターンゲームでは4度のブレークに成功。1時間34分で決勝に駒を進めました。
決勝での対戦相手
カリンスカヤがツアー大会のシングルスで決勝に進出するのは昨年6月のエコトランス レディース オープン(ドイツ/ベルリン、芝、WTA500)以来、約1年ぶり4度目となります。過去3度の決勝ではいずれも敗れ準優勝となっているカリンスカヤは、決勝で悲願のツアー初制覇をかけ、世界ランク36位のレイラ・フェルナンデス(カナダ)と対戦します。フェルナンデスは準決勝で第3シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)を下しての勝ち上がりです。
今後の展望
カリンスカヤの今後の活躍に注目が集まります。彼女が初優勝を果たすことができるか、ファンたちの期待が高まっています。