【バレーボール】石川真佑主将の涙と新たな決意 ポーランドに敗れメダル逃すも、ロサンゼルス五輪へ向けた成長の一歩
日本女子バレーボールチームがネーションズリーグ3位決定戦でポーランドに敗れ、メダルを逃した。石川真佑主将の涙と今後の成長への決意を紹介。

試合結果とチームの奮闘
2025年7月27日、ポーランド・ウッチで行われたバレーボールネーションズリーグ(NL)女子決勝大会の3位決定戦で、日本はポーランドに1-3で敗れ、2大会連続の表彰台を逃しました。昨年大会の銀メダルから一歩及ばず、世界ランク4位の日本チームにとっては悔しい結果となりました。
石川真佑主将の涙と反省
試合後、チーム2位の12得点を挙げた石川真佑主将は、悔しさをにじませながら次のように語りました。
「最後に競った場面で自分たちが我慢し切れなかったり、点数を取り切れなかった場面が、すごく多かった。個人ではオフェンス(OF)で取り切れるシーンが少なくて。ディフェンス(DF)では頑張ろうとは思っていたけど、やっぱりOF、DFを安定させないといけない。勝負所で自分が(力を)出し切れなかった。まだまだ足りないと改めて感じることができた試合でしたし、そこから自分のレベルアップが必要だと感じた試合になりました」
新チームの可能性と今後の展望
それでも、2028年ロサンゼルス五輪に向けたフェルハト・アクバシュ監督の新体制のスタートの大会で4強入りを果たしたことは、チームにとって大きな成果でした。攻撃面では和田由紀子が大会を通じて223点で全体4位、石川も216点で同5位と、若手を含めた新チームの可能性を示しました。
世界選手権に向けた決意
8月22日からは今年の大一番、世界選手権(タイ)が始まります。石川主将は次のように決意を新たにしました。
「自分たちの足りないところ、もっと必要なところが感じることができた。世界バレーに向けてもう一段階、質を高めていかないと、ベスト4からの上はきついところだと思うので、もう一回そういったところを見直しながら、やっていきたい」
日本女子バレーボールチームは、この試合で得た経験を糧に、今後の大会でさらなる成長を目指します。