阪神が注目する青学大・小田康一郎のドラフト評価と今後の展望
阪神が今秋のドラフトで注目する青学大・小田康一郎の強打とDH制導入による評価上昇について詳しく解説。

阪神タイガースは、2025年のドラフト会議で上位候補として青学大の小田康一郎内野手(21)をリストアップしている。小田は左打ちの強打者として知られ、今春の東都大学リーグでは本塁打と打点の2冠王に輝いた。さらに、7月の日米大学選手権にも出場し、注目を集めている。
小田康一郎の活躍
小田の評価がさらに高まったのは、7月8日の日米大学選手権開幕戦での活躍だ。5回の先頭打者として相手左腕の変化球を捉え、軽々とエスコンフィールドの右翼席へ本塁打を放った。この試合では計3安打を記録し、大会を通じて5試合で打率.348(23打数8安打)、1本塁打、3打点の好成績を残した。
阪神の評価
阪神のスカウト陣は、小田のバットコントロールとパンチ力に注目している。特に、大学の先輩であるレッドソックスの吉田正尚を彷彿させる打撃センスが高く評価されている。2027年からのセ・リーグDH制導入が決定したこともあり、打撃特化型選手としての需要が高まっている。
今後の展望
小田は本職が一塁手だが、オープン戦では二塁や三塁もこなす器用さも兼ね備えている。阪神の内野陣では今季、佐藤輝が31本塁打を放っているが、2位は大山の6本と差が大きい。小田のような強打のDH兼内野手が加入すれば、チーム力はさらに強化されるだろう。
小田康一郎のプロフィール
- 生年月日: 2003年8月15日
- 出身地: 東京都八王子市
- 身長/体重: 173cm/85kg
- 投打: 右投げ左打ち
阪神は、小田の動向を注視しつつ、常勝軍団の形成に向けてさらなる補強を進めていく方針だ。