青学大・渡部海の必死の努力と強肩強打が3連覇へ導く!全日本大学野球選手権の注目選手
青学大の正捕手・渡部海が全日本大学野球選手権で3連覇を目指す。強肩強打の捕手としての成長と恩師の教えを胸に、必死の努力を続ける姿を紹介。

青学大の正捕手としての活躍
青学大の正捕手・渡部海は、全日本大学野球選手権で3連覇を目指す。強肩強打の捕手として、1年春からリーグ5連覇、大学野球選手権2連覇と常に頂点を走り続けてきた。今春は右肩を痛め開幕から出遅れたものの、第2週から復帰し、クリーンアップを打ち、捕手として4度目のベストナインを獲得した。
恩師・中谷監督の教え
渡部が大事にしている言葉は「とにかく必死に」。これは智弁和歌山の恩師・中谷仁監督の口癖だ。中谷監督の下で学び、ブルペンでのキャッチングや声かけを見て学んだ。渡部は「1球、1球意図をもって声をかけ、キャッチングもピッチャーの球が吸い込まれていくようだった」と語る。
野球漬けの日々と成長
高2の春、気の抜いたプレーに中谷監督から厳しく注意された渡部は、3カ月間スマホを預け、野球に打ち込んだ。その結果、夏の甲子園では2年生ながら正捕手として全国制覇を果たした。渡部は「継続することの大切さ。努力すれば結果は必ずついてくることを学びました」と語る。
3連覇への意気込み
3連覇がかかる大会が始まる。「1戦1戦、4勝することだけ考えて。“とにかく必死に”やります」と渡部は恩師の教えを胸に、マスクをかぶる。【保坂淑子】
渡部海のプロフィール
- 名前: 渡部海(わたべ・かい)
- 生年月日: 2004年8月20日
- 出身地: 大阪府大阪市
- 身長・体重: 180センチ、88キロ
- 投打: 右投げ右打ち