ソフトバンク・山川穂高が決勝満塁弾で本拠地13連勝を呼び込む!60年ぶりの快挙
ソフトバンクの山川穂高が決勝満塁弾を放ち、球団60年ぶりの本拠地13連勝を達成。侍ジャパンでの活躍も振り返る。

ソフトバンクの快進撃
2025年8月15日、ソフトバンクはロッテを6-1で下し、本拠地で13連勝を達成しました。この勝利の立役者は、山川穂高内野手(33)でした。1-1の7回に2死満塁のチャンスで、山川は決勝の18号グランドスラムを放ち、試合の流れを一気に変えました。この満塁弾は通算8本目で、チームは今季最多タイの28勝を記録しました。南海時代の1965年以来、球団60年ぶりの快挙です。
山川穂高の活躍
山川は、巨体を揺らしながら一塁を回り、まるで戦いに勝ったプロレスラーのように右腕を高く突き上げました。彼は試合後のインタビューで、「前の打者が近藤だったので、1点は入ると思っていた。2死になって、どうにかしようと思って攻めた」と語りました。この決勝弾は、外角高めの直球を捉えたもので、飛距離125メートルの特大18号でした。6月27日のロッテ戦以来、今季2本目のグランドスラムです。
憧れの中田翔
この日、中日の中田翔が今シーズン限りでの引退を発表しました。山川は中田について、「男気があって、カッコ良かった。若いときに“何か余ってるのないですか?”とネックレスをもらった。今もたまにつけるブラックダイヤです。球場でもよく話してきましたし、憧れていました」と語りました。中田の打点王3度に輝いた勝負強さを尊敬し、「打点の挙げ方がうまいなと常に見ていました。本当にお疲れさまでした」とねぎらいました。
小久保監督の期待
17年WBCなどで侍ジャパンを指揮した小久保監督は、山川について「お見事でしたね。練習のときから反対方向にも打ち始めている。年齢もあるし、柔軟な思考で捉えていけばね」と期待をかけました。
チームの展望
ソフトバンクは逆転勝ちで本拠地13連勝を達成し、南海時代の1965年以来60年ぶりの快挙です。この日、今季の主催試合の観客動員数がリーグ最速で200万人を突破し、快勝で花を添えました。2位・日本ハムとは再び4ゲーム差。山川は「明日以降、攻めの意識が強すぎてボール球振らないようにしないと」と大事な戦いをにらんで気を引き締めました。